『金持ち脳と貧乏脳 脳とお金のただならぬ関係』 茂木健一郎著 総合法令出版

11月 26日 | 投稿者:FUJIO MIYACHI | 書評
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978-4-86280-389-4

「お金」をキーワードにした脳科学の分析書。著者によれば、貯蓄とは「未来に対する投資」であり、不確実な人生において安心を生むものだと言う。物事を否定的にとらえて過ごすのか、楽観的にとらえて過ごすのか。ただ、貯蓄を目指すのではなく、必要なものへの投資は惜しまない。例えば、著者のボクのお気に入りの一冊『アウェー脳を磨け!』に出てくるような、「アウェーを常に求め、その為にお金が必要であれば、そのお金は惜しみなく使う」(「」内本文より引用)。といったフレーズも登場する。「お金」というフレーズが先行しがちだが、どうすればより幸せに生きる事が出来るのか?脳を鍛える事でそこへ向かう道筋は見えてくる。失敗も含め。選択と投資を積極的に行おう、その為の「お金」、そしてその有効活用のススメの書。

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