どん底から7年連続増収。マクドナルドトップが語る復活劇

1月 18日 | 投稿者:博士 | 書評 タグ:
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ハンバーガーの教訓『ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味』

原田 泳幸 著

Mac(マック)からMc(マック)へ」-華麗な転身で話題を集めた著者が、マクドナルドでの話を中心に、企業経営やビジネスパーソンにとっての人生、働くということについて語った本である。

最大の注目はやはり、7年連続で既存店売上高が前年割れとどん底であったマクドナルドを、どうやって7年連続の増収、全店売上高で過去最高を記録する(2010年)までに劇的に復活させたのかという点であろう。
その方法はいたってシンプル、基本に立ち返ること、具体的には店舗におけるQSC(品質、接客、清潔)の向上であった。一見表層的なスローガンにも受け取れるが、著者らの取り組みは全くちがう。

企業はコアに据える価値に基づく「らしさ」を体現することでこそ、競合と普遍的に差別化された強みを発揮することができるという考えの下、安易な新規事業・商品の開発や不採算店舗の閉店は選択しなかった。その上で、QSCの向上によって顧客満足を高め、リピート客を増やすことで売上の増大を目指した。

そのために、ハードと組織の両面から改革を行い、特に組織面では、現場における意思決定および実行のスピードアップと、スタッフがプライドを持って働ける環境作りのために、仕組みのみならず組織文化・慣習にまで踏み込んだ変革を、粘り強く行った。

一方でこうした取り組みは、外食業界でNo1と言えども、マクドナルドのシェアは6%(酒類提供店、給食を除く)にすぎず、着実にシェアを伸ばしていくことで十分な成長ができるという、冷静で客観的な市場分析に裏打ちされていた。まさに問題の本質を捉え、それに正面から取り組む、正道の戦略であると言えよう。

ビジネス書ではともすると、テクニカルな側面や特殊な経営戦略が取り上げられがちであるが、正道の戦略であればこそ真の問題解決になりえ、また効果も大きいことを、改めて認識させられる一冊である。

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