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戦後の復興期から高度成長期まで、宝塚歌劇団を中心に日本の演劇界に、厳しくも温かいエールを送りつづけた小林一三(逸翁)が綴る「稀代の演劇史」。政財界のみならず、演劇界に遺した偉大な足跡を辿る!『歌劇』誌上に連載した「おもひつ記」(昭和21年~昭和32年)を完全収録。
昭和二十一年;昭和二十二年;昭和二十三年;昭和二十四年;昭和二十五年;昭和二十六年;昭和二十七年;昭和二十八年;昭和二十九年;昭和三十年;昭和三十一年;昭和三十二年
小林 一三 (コバヤシ イチゾウ) 1873年、山梨県生まれ。1892年、慶応義塾大学を卒業後、三井銀行に入行。1907年、同行を退社、箕面有馬電気軌道株式会社創立に参加し専務取締役となる。その後、新線を敷設し、1918年、阪神急行電鉄株式会社と改称し、1927年、社長、1933年、会長に就任。この間、宝塚新温泉の開設、宝塚少女歌劇団、阪急百貨店、東宝映画の設立と、興行界にも乗り出す。1940年、第二次近衛内閣で商工大臣、1945年、幣原内閣で国務大臣兼戦災復興院総裁を務めるが間もなく公職追放。追放を解除されると東宝に復帰し、同社社長となる。1957年、84歳で没す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)