|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
流通業界で唯一とも言える勝ち組、イトーヨーカ堂グループは、二〇〇五年九月、セブン&アイ・ホールディングスを誕生させ、同年十二月には西武百貨店、そごうを中心とするミレニアムリテイリンググループを傘下におさめた。世界有数の流通業者となった同グループのトップが、鈴木敏文氏その人である。セブン‐イレブン・ジャパンをわずか二〇年で流通産業日本一にし、イトーヨーカ堂の企業改革を主導し続ける鈴木流経営の本質を、その発言から探る。鈴木氏を長年取材し続けた著者が、その集大成として世に問う一冊。
序章 商いの本質に迫る男・鈴木敏文;1章 地動説を唱えるシビアな改革者;2章 「変化対応」こそ経営の理想;3章 自己差別化のあくなき追求;4章 既存システムの創造的破壊;5章 情報は企業の米ビツである
緒方 知行 (オガタ トモユキ)
1939年福岡県生まれ。早稲田大学卒業。「商業界」編集統括取締役・編集局長を経て、84年「オフィス2020」を設立。月刊『2020VALUE CREATOR』主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)