|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
100年に一度といわれる世界的不況がトヨタを直撃している。しかし、トヨタには危機をチャンスととらえ、飛躍へのバネとするDNAがある。新社長・豊田章男氏が掲げるキーワードは「原点回帰」。今こそ「危機に備え常に現状を改善する」というトヨタ流の真髄を生かすときだ。世界のTOYOTAはいかにして逆境を乗り切り、再浮上を図るのか。トヨタ生産方式の父・大野耐一氏の薫陶を受けた著者が、先人たちの残した珠玉の名言を軸に、不確実性の時代に組織を再生するためのヒントを語る。
1章 「予測し得ない危機」に立ち向かう;2章 「需要の激変と減産」に備える;3章 「社員のモチベーション」を高く保つ;4章 「金づまり」に動じない;5章 「ニーズの流動化」に即応する;6章 「中進国の追い上げ」に揺るがない;7章 「人が去らない会社」であり続ける
若松 義人 (ワカマツ ヨシヒト)
1937年生まれ。宮城県出身。トヨタ自動車工業に入社後、大野耐一氏のもとで「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。84年以降は、農業機械メーカー、住宅メーカーなどでも同方式の導入、指導にあたった。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。現在同社代表取締役社長。西安交通大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)