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環境に優しい自動車として、いまもっとも現実的である「ハイブリッドカー」が次々と誕生している―。そのさきがけとなったトヨタ「初代プリウス」の起源から誕生に至るまでを、当時のチーフエンジニアをはじめ多くの技術者たちへのインタビューや綿密な取材を通して明らかにする。いかにして開発し、どのような苦難の数々があったのか。限られた時間のなかで「不可能を可能にした」熱き男たちの物語。先駆者ゆえの苦悩を描ききった貴重な開発物語。
モーターをつくる自動車技術者たち;「G21」プロジェクト発足;強力な助っ人、「BRVF室」;混沌のはざまで;すべてを自分たちの手で;熱がうらみ、IGBT開発;バッテリーの戦い;エンジンを止めよう;新時代の自動車デザインを;工場が動き出した〔ほか〕
碇 義朗 (イカリ ヨシロウ)
1925年、鹿児島生まれ、東京都立航空工業学校卒。陸軍航空技術研究所をへて、戦後、横浜工業専門学校(現横浜国立大学)卒。航空、自動車、鉄道などメカニズムと人間のかかわり合いをテーマにドキュメントを発表。自動車技術会会員。カナダ・カーマン名誉市民(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)