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未曾有の経済危機のさなか、豊田章男が描くトヨタ再生の設計図とは―。まず、何よりも世界三〇万人の雇用を守り、さらに雇用を創出すること。このことがトヨタのみならず、日本そして世界の不況克服のカギともなる。さらには、世界最先端の環境対応技術を武器に、地球規模ですすむ業界再編の主導権を握る。そのためにも、自らのグループ再編のための「経営持ち株会社制」への道を拓く…。「現地・現物主義」の若きネアカ経営者の素顔と実力を徹底的にさぐる。
第1章 四年前から準備されていた豊田家への“大政奉還劇”;第2章 トヨタグループにおける豊田家の役割と掟;第3章 松下家の「帝王学の失敗」に学んだ豊田家の知恵;第4章 苦手分野を逆手に取る“柔軟な逆転の発想力”;第5章 トヨタの底流に流れる「豊田綱領」の原点とは;第6章 “大政奉還”までの一四年間のトヨタ改革の光と影;第7章 「トヨタ再生」の設計図の全貌;第8章 豊田家四代目はトヨタの“救世主”になれるか?
水島 愛一朗 (ミズシマ アイイチロウ)
1958年、東京都生まれ。中央大学法学部卒業後、(株)経済界に入社。ニューヨーク、ロンドン駐在。「経営界」編集長を経て、98年に経済ジャーナリストとして独立。「文藝春秋」「週刊文春」「月刊BOSS」はじめ各種ビジネス雑誌に数多くの企業レポートやトップインタビューを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)