|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
世界から「必要とされない国」にならないよう、日本が二一世紀に力を発揮すべき分野が、都市のインフラづくりである。経済成長に伴う大気汚染など喫緊の環境問題に直面するアジアに向けて、世界トップレベルの日本の省力化技術を新たな輸出産業として育てるべきではないか。政官民学が一体となって地方も巻き込みながら取り組めば、その一大プロジェクトは内需・外需刺激と地方活性化を促す、日本復活の鍵となるだろう。
はじめに 時代は大転換期にある(「越境と統合」を遂げたキング・オブ・ポップスの死;アジアとアメリカをつなぐ中核国、日本 ほか)
第1章 変転する世界の中で(沸騰都市・天津を行く;米中のビジネスマンが着々と進める金融プロジェクト ほか)
第2章 日本大改造論(ポップカルチャーの最先端が凝縮されたEXILEのライブ;可能性を秘めた独自のビジネスモデル ほか)
第3章 日本再発見(寿司屋はなぜフランチャイズされないか;グローバルに展開してローカルに味わう ほか)
第4章 個の発想が社会を変える(ツイッターがネットの可能性を広げる;ユーザーによるイノベーションの時代 ほか)
出井 伸之 (イデイ ノブユキ)
クオンタムリープ(株)代表取締役。ソニーアドバイザリーボード議長。2005年6月にソニー会長兼グループCEOを退任後、06年9月、クオンタムリープ社を設立。産業の活性化や新ビジネス・産業創出を実現するための活動をグローバルに展開している。他にアクセンチュア、百度(Baidu)、フリービットの社外取締役、美しい森林づくり全国推進会議の代表などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)