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文学者として、政治家として、何故かくも長く生きえたか?この人を好き嫌い、保守派、タカ派、右翼、ナショナリストと気分で論断するのはたやすい。だが、政治行動と文学作品に現れ出る「行為主義」「青年主義」「この国主義」「科学技術立国主義」「利益政治家批判主義」、どれも現実と激突して生じる「亀裂」を怒りと嫌悪を全開し超越する透徹した石原原理(論理、哲学)に支えられている。半世紀を超える弁証法的航跡をたどりながら、日本の行く末を大胆に考える。著者十数年にわたる研究の大作。
第1章 ポピュリズムに抗して(政治家ポップチャート選挙民の旨ロース ほか)
第2章 反哲学的省察(生の意味宗教社会学を凌駕して ほか)
第3章 疎ましい他者(嫌悪という情念『嫌悪の狙撃者』 ほか)
第4章 人と仕事(科学技術と政治政治 ほか)
第5章 恋愛と人生(恋愛ゲーム成功と恋愛 ほか)
第6章 行為と感覚(行為のジャイロ身体感覚の限界域 ほか)
第7章 人と政治(公人と行動政治と愛国 ほか)
第8章 国の形象(映像という媒体言葉という媒体 ほか)
第9章 日本の星と舵(艇としての政党プルトクラシーに抗して ほか)
第10章 亀裂のリアリズム(理論と実践リベラルとナショナル ほか)