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辞書・辞典・事典・図鑑。これらを、引いたり調べたりするものだと思ってはいないだろうか。また、大人になってからはすっかり縁遠くなってしまった、という人はいないだろうか。実は辞書や事典は、生涯をかけて読まれるべき、実に面白い「本」である。いまやインターネットでなんでも調べられるが、そこで得られる知識は、入力したキーワードから予測される範囲の事柄にすぎない。一方、辞書や事典を読むのにキーワードはいらない。適当にページを開けば、必ず知らない何かが記載されており、思いもよらなかった知識を得ることができるのだ。本書では、こうした類の本を「事典」と定義し、おすすめの作品を紹介する。
第1章 最高の教養本は「事典」である(辞書・辞典・事典・図鑑、その定義
事典は読むものだ
グーグル先生は力不足 ほか)
第2章 面白い辞典・事典・図鑑(読むための事典
引くための事典
伝えるための事典 ほか)
第3章 事典はいかにしてつくられているか(良い装丁のために、本の表紙に樹皮を使用
どんなジャンルにも必ず読者はいる
構想から数年かかるのは当たり前)
1955年北海道生まれ。中央大学商学部卒業。自動車部品メーカー、株式会社アスキーなどを経て、1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は、スルガ銀行社外取締役、書評サイト「HONZ」代表も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)