|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
知の怪物と気鋭の精神科医がカルチャー(AKB、村上春樹、宮崎駿)から反知性主義がはびこる日本社会を読み解く。振り幅の大きい対談はファシズムよりも恐ろしい状態を私に示唆する。「知的に興奮する対談だった。斎藤環氏と話していると、既視と未知の感覚が私の心の中で交錯する」(佐藤優) 「本書の最大の読みどころは、佐藤さんと私の意見がもっとも対立した『風立ちぬ』論でしょう」(斎藤環)
第1章 AKB最終原論(橋下批判とパラレル
アベノミクスも宗教 ほか)
第2章 『つくる』の解釈に色彩を持たせる(核となる灰田の物語
『つくる』で描かれた死者の視点 ほか)
第3章 『風立ちぬ』の「ふやけたファシズム」(百田尚樹とは位相が違う
堀越二郎の縁戚者に映画を見せた ほか)
第4章 日本にヒトラーは来ない(日本でファシズムが起きるとしたら…
北朝鮮のファシズム ほか)
佐藤 優 (サトウ マサル)
1960年、東京都生まれ。作家
斎藤 環 (サイトウ タマキ)
1961年、岩手県生まれ。精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)