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本書は、ビジネス界の巨人のメッセージを紹介する「語録集」シリーズです。世界のカリスマたちのメッセージを通して、一流の働き方や生き方、考え方のノウハウを学ぶことができます。ほんの1分で、1つのメッセージとその解説を読み終えることができ、毎日の仕事に活かせるようまとめられています。シリーズ第11弾は、"いま世界で最も刺激的な経済学者"=トマ・ピケティを取り上げます。22歳でマサチューセッツ工科大学の助教授となり、30歳でフランス最優秀若手経済学者賞を重賞、現在はパリ経済大学教授を若干43歳で務め、著書『21世紀の資本』はアメリカでは2014年春の発売以降、半年で50万部(累計100万部超)のベストセラーとなり、世界経済のあり方、これまでの経済学を覆す新たな理論は、多くのビジネスマンに気付きを与えてくれます。本書では、ピケティのやや難解な言葉を抽出し、噛み砕いてわかりやすく解説していきます。通勤電車の中や待ち合わせのときなど、いわゆるスキマ時間の1分を活用して、ビジネスや人生に気付きをくれるピケティの資本論をザックリとマスターすることができます。<言葉一例> 「技能と技術革新の追いかけっこで労働所得が決まる」 「勝ち組・負け組は、保有する資本の量でl決まる」 「富の格差は止めなければならない。資本はさらに集中度を高め、貴族支配時代に近づいている」 「勝ち組・負け組のふるい分けはすでにはじまっている。行動を起こさなければならない」 「資本主義はすばらしいが、富の格差は拡大している」 「これまでの経済理論は、富の集中を加速させ、役に立たなくなっている」 「『ロミオとジュリエット』にも貧富の格差があり、それが悲劇になっている」 「驚くような経済成長率は、先進国に追いついた時点で終わってしまう」 「2100年には、ヨーロッパの18世紀からベル・エポックまでの水準に格差が上昇する」 「格差の構造を一変させたのは、相当部分が20世紀の世界大戦だった」
第1章 働けば豊かになれるか(所得)
第2章 税金がおかしくないか(格差)
第3章 公平さは取り戻せるか(富の集中)
第4章 敗者は復活できるか(r>g)
第5章 日本への助言は何か(金融政策)
第6章 欧米をどう再建するか(富の世襲)
第7章 富に法則はあるか(資本収益率)
第8章 経済学はなぜ間違うのか(トリクルダウン)
芝浦工業大学大学院客員教授、経営コンサルタント。1982年東京工業大学「経営工学科」大学院修士課程修了。富士写真フイルム株式会社を経て、1990年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院「工学マネジメント研究科」教授、2008年より芝浦工業大学大学院客員教授。専門分野は、MOT(技術経営)、経営戦略、戦略的思考、プロジェクトマネジメント、ロジカルシンキング、図解思考(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)