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ロシア、ウクライナ、シリア、「イスラム国」…。「世界の火薬庫」から考える!!会員制情報誌『エルネオス』での、約9年に及ぶ連載を厳選した本書は、現代の危機・反知性主義との闘いの記録ともなっている。インテリジェンスで読み解く最新の世界史。
第1部 静かに燃える北方領土(東京宣言至上主義から脱却し、北方領土交渉を活性化せよ
一九九〇年一月の対ソ連「安倍八項目提案」 ほか)
第2部 稼動するプーチン帝政(プーチン?メドベージェフ?ロシア大統領選挙をどう読むか
ロシア側と互角の交渉をした外相訪露の成果 ほか)
第3部 領土とインテリジェンス(ロスカボス日露首脳会談と北方領土交渉の今後の展望
ロスカボス日露首脳会談を巡る外務官僚の嘘と官邸の不快感 ほか)
第4部 新帝国主義の戦争(クリミア問題で帝国主義者の牙を剥き出しにしたプーチン大統領
ウクライナ情勢への対応から読む日露関係の今後の展望 ほか)
作家・元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として、対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害罪容疑で東京地検特捜部に逮捕され、以後東京拘置所に512日間勾留される。09年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省を失職。05年に発表した『国家の罠』(新潮文庫)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。翌6年には『自壊する帝国』(新潮文庫)で第5回新潮ドキュメント賞、07年第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)