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今、世界的な話題となっているフランスの経済学者、トマ・ピケティ著『21世紀の資本』。700ページ以上もあるこのベストセラーの内容を平易なイラストと図解でわかりやすく解説します。所得の不平等と格差はなぜ拡大するのか?これからの日本社会はどうなるのか?――そのポイントが手にとるようにわかります!
1 ピケティと『21世紀の資本』(大ボリュームの『21世紀の資本』にはどんなことが書かれているの?
経済学者トマ・ピケティとは、いったいどんな人物なのか? ほか)
2 “資本(富)”とは何か(近代の大家が打ち立てた経済理論を一刀両断する
格差は資本の価値が高まることで拡大する ほか)
3 格差はどうして生まれ、広がるのか(世襲型中流階級の登場で格差は縮小した
少数の上位所得者は、増え続けている ほか)
4 格差を解決するための方法(見えない、見出せない富の分布
国家は集めた税をどのように使うのか ほか)
5 ピケティから見た日本の今とこれから(日本の経済政策―アベノミクスによる格差
日本の雇用―正規社員と非正規社員の格差 ほか)
藪下 史郎 (ヤブシタ シロウ)
1943年、兵庫県生まれ。早稲田大学名誉教授。東京大学経済学部、イェール大学大学院を卒業後、東京都立大学経済学部、横浜国立大学経済学部を経て、早稲田大学政治経済学術院教授に就任。2014年に同職を退官。専門は応用マクロ経済学と金融論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)