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なぜあいつが役員に?なぜあの男が社長なんだ?人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。元役員たちの証言で名門・松下電器の裏面史がいま明らかに。
第1章 カリスマ経営者の遺言(元副社長の証言
幸之助の怒り ほか)
第2章 会長と社長の対立(22人抜きの社長
古参社員を切れ ほか)
第3章 かくて人事はねじ曲げられた(ソフトを手に入れろ
幸之助好みの男 ほか)
第4章 潰されたビジネスプラン(鯛は頭から腐る
前社長路線の全否定 ほか)
第5章 そして忠臣はいなくなった(つなぎ役の焦燥
“マルドメ” ほか)
第6章 人事はこんなに難しい(社長就任スピーチ
プラズマにすべてを賭けた ほか)
1955年、和歌山県生まれ。ジャーナリスト。2004年、『年金大崩壊』『年金の悲劇』により講談社ノンフィクション賞を受賞。また、同年「文藝春秋」に掲載した「伏魔殿社会保険庁を解体せよ」によって文藝春秋読者賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)