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自分の内面世界に封じ込めてきた「在日」や「祖国」。今まで抑圧してきたものを一挙に払いのけ、悲壮な決意でわたしは「永野鉄男」を捨てて「姜尚中」を名乗ることにした。初の自伝。
第1章 朝鮮戦争のときに生まれて;第2章 在日一世が生きた意味―二人のおじさんの人生;第3章 「尚中」が「鉄男」を捨てた夏;第4章 ドイツ留学―故郷と異郷;第5章 父の死と天皇の死と;第6章 社会的発言者へ;第7章 新たな疾風怒濤の時代へ;第8章 東北アジアにともに生きる
姜 尚中 (カン サンジュン)
1950年、熊本県熊本市に生まれる。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学助教授・準教授などを経て、現在東京大学社会情報研究所教授。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)