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歴史とは何か?ヒューマニズムとは何か?近代“モダン”とは何か?冷戦後、終わったことにされた近代“モダン”こそが、未だに世界では影響力を持っているのではないか。古今の書物に脈々と流れる論理の構造を掴み、解き明かす。重厚なテーマに挑んだ連続講義!!
第1講 歴史とは何か(危機は事後的にわかる
危機を切り抜けているのが世界宗教だ ほか)
第2講 歴史と人間(古典は二つ持ったほうがいい
ヨーロッパを形作っている原理「コルプス・クリスチアヌム」 ほか)
第3講 ヒューマニズムとは何か(コストをかければ何かができるという感覚は誤っている
人間の要素でうまくいった点 ほか)
第4講 近代“モダン”とは何か(法王庁は誤訳
バチカンの大きな方針転換、「共産主義は敵」 ほか)
作家・元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として、対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害罪容疑で東京地検特捜部に逮捕され、以後東京拘置所に512日間勾留される。09年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省を失職。05年に発表した『国家の罠』(新潮文庫)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。翌06年には『自壊する帝国』(新潮文庫)で第5回新潮ドキュメント賞、07年第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)