|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
「大人になったらベルリン・フィルの指揮者になる」―小学校の卒業文集に書いた夢を、佐渡裕はついに現実のものとする。指揮者としての正式な教育を受けていない自称「音楽界の雑草」が、なぜ巨匠バーンスタインに可愛がられることになったのか。「ライフ・キャン・ビー・ビューティフルや!」という師の言葉を胸に、世界中の名門オーケストラで指揮棒を振る男の人生讃歌。
プロローグ 演奏会ほど面白いものはない
第1章 僕が指揮者になった理由
第2章 “世界のオザワ”、そしてバーンスタインと出会う
第3章 バーンスタインのもとへ
第4章 オーケストラで指揮したい!
第5章 指揮者というもの
佐渡流「演奏会の楽しみ方」
1961(昭和36)年生れ。京都市立芸術大学音楽学科卒業。’87年の「タングルウッド音楽祭」で小澤征爾とレナード・バーンスタインに才能を認められ、バーンスタイン「最後の愛弟子」となる。’89(平成元)年「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝し、翌年デビュー。以後、欧州各地の名門オーケストラを指揮。国内では2005年より兵庫県立芸術文化センター芸術監督、’08年より「題名のない音楽会」の司会も務める。’11年5月にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会へのデビューが予定されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)