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イノベーションとリスクに挑戦しろ。国内大手ライバル・バリューマックス社との市場競争を生き抜いた宮前久美と駒沢商会だったが、ついにグローバル企業の黒船が襲い掛かる。しかも、そのトップはかつての仲間であり師匠の与田誠だった―。彼女はグローバル競争のハリケーンが吹き荒れる日本企業で「新たな成長となるイノベーション」を起こすことができるか?シリーズ完結!現状維持は破滅。新たな顧客と市場を創り出せ!イノベーションからM&A、グローバル競争戦略まで1冊でつかめる!
1 破壊的なライバルは外からやって来る―グローバル市場の怖さ
2 iPhoneやKindleはなぜ世界中で使えるのか?―個別カスタマイズから標準品へ
3 企業メッセージの99・996%はスルーされる―共感の時代のマーケティング戦略
4 無料でも儲かる仕組みとは?―フリーミアムのビジネスモデル
5 トランジスタラジオが真空管ラジオを駆逐した理由―イノベーションのジレンマ
6 買収するほうが立場が強いとはかぎらない?―交渉の成否を握るBATNA
7 なぜグーグルはYouTubeを買収したのか?―M&Aを成功させる方法
8 アップルがiPadでパソコンを否定した理由―イノベーションの作法
9 有料で1万人に売るか、無料で100万人に使ってもらうか?―数が生み出す新たな価値
10 動きながら考える―イノベーターの素養
日本アイ・ビー・エム株式会社ソフトウェア事業部SWGイネーブルメント部長。1984年に慶應義塾大学工学部卒業後、日本アイ・ビー・エム入社。1991年よりIBM大和研究所の商品プランナーとしてグループウェア製品を企画し立ち上げるもバブル崩壊で大苦戦。マーケティングプロモーションの傍ら、セールスとして全国を飛び回り、3年間で多くの大規模プロジェクトを獲得する。1996年にはグループウェア製品開発チームのマネージャーとしてお客様をサポート。現在はスキル開発責任者として人材育成を担当。2013年からは多摩大学大学院・客員教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)