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中国経済は、日本人の想像を完全に超えたスケールまで拡大しているが、9割以上の日本人はその事実に気づいていない!本書は、中国経済の専門家だからこそ見抜ける「中国経済ニュース」の虚実を赤裸々に暴き、日本が生き延びるための戦略を提示する一冊!
1 日本人は、中国経済の本当の力を知らない(通説・2010年、ついに日本のGDPは中国に追い抜かれた―真相・2002年、「日中逆転」はすでに起きていた。;通説・今後、日本経済が復活すれば、中国と再び肩を並べる―真相・それは不可能。すでに実質で3倍以上の差。 ほか);2 日本企業は中国抜きでは生きていけない(通説・2012年の反日デモで、日本企業は大打撃を受けた―真相・デモ直後も上海のユニクロには行列。反日感情は幻想。;通説・対日感情は悪化の一途。もう中国ではビジネスができない―真相・負け組企業の言い訳。成功している企業は、現地化を進めている。 ほか);3 中国経済“バブル”の真相(通説・中国はバブル状態。近いうちに不動産価格が暴落し、中国経済は崩壊する。―真相・経済発展のために、意図的にバブルをしくんだ。;通説・一人っ子政策のせいで、中国経済はこれから頭打ち―真相・都市化率は敗戦直後の日本と同じ。伸びしろがまだある。 ほか);4 攻める中国経済と守る日本経済(通説・中国は没落した日本企業にはすでに興味をもっていない―真相・否、優良企業の株式をひそかに大量保有している。;通説・日本の山や水源地が買われている。食い止めなければならない―真相・否、中国マネーは経済活性化の救世主。 ほか);5 日中関係はこれからこうなる!(通説・中国の対日クレームは、人民のガス抜きにすぎない―真相・否、日中間の問題の8割が「日本発」である。;通説・中国はかたくなに強硬路線を突き進もうとしている―真相・中国の戦略的譲歩にただ乗りする日本に根本的な原因。 ほか)
田代 秀敏 (タシロ ヒデトシ)
経営学者。ビジネス・ブレークスルー大学経営学部グローバル経営学科教授。一橋大学経済学部卒業。同大学院で経済学修士を取得。一橋大学国際共同研究所客員研究員、みずほインベスターズ証券調査部エコノミスト、日興コーディアル証券国際市場分析部部長、大和総研主任研究員を経て現職。専門は、中国を軸とするグローバル経済および国際資本移動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)