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シェア10%のアサヒビールが、シェア60%のキリンビールを追い抜く!ビジネススクールでは、決して教えてくれない「小が大に勝つ極意」とは何か。
第1章 戦捷の要は、敵に優る威力を要点に集中発揮せしむるにあり。
(将たる者、方向を指示し、兵站す;上下、欲を同じくする者は勝つ;死地には則ち戦え)
第2章 将帥の価値は、その責任感と信念との失われたる瞬間において消滅す。
(欲を捨てると先が見えてくる。;「気下し」の心で諫める;「心の若さ」を失うな)
第3章 危急存亡の秋に際会するや、部下は仰いでその将帥に注目す。
(兄弟牆にせめぐ;名を成すは毎に窮苦の日にあり;卒強く吏弱きを弛と曰う)
第4章 為さざると遅疑するとは、指揮官の最も戒むべき所とす。(虞を以て不虞を待つ者は勝つ;善く戦う者は勝ち易きに勝つ者なり;我が予期を以て敵の不期に当る)
第5章 状況判断は任務を基礎とし、積極的に任務を達成すべき方策を定むべきものとす。
(高きに登りて梯を去る;心中の賊を破るは難し)
中條 高徳 (ナカジョウ タカノリ)
英霊にこたえる会会長、日本戦略研究フォーラム会長、(社)日本国際青年文化協会会長。1927年長野県生まれ。陸軍士官学校60期生。旧制松本高校から学習院大学に進む。1952年、アサヒビール入社。常務取締役営業本部長、専務取締役営業本部長、代表取締役副社長、アサヒビール飲料会長を経て、アサヒビール名誉顧問に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)