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福島第一原発の惨状は目を覆わんばかりだ。原発震災を招いた原因は何なのか。「次」を防ぐ策はあるのか。「揺れも津波も想定外」とする東電幹部や識者たち。しかし、時がたつにつれ「事故は人災」との指摘が強まっている。折しも列島は「地震激動期」に突入した。日本を救うために、原発震災の危険性をいち早く指摘していた著者が、「全原発を即、止めよ」と緊急警告する。
■おすすめコメント
福島第一原発の事故が日本全体を恐怖に陥れている。放射能災害が起これば一大事だが、単に「福島」にとどまる話ではない。地震多発国の日本に原発が54基ある。いつ起こるかわからない地震に備えて、運転を即、止めよと警告する。
原発震災がまた襲って来る;第1部 福島第一原発事故の「真相」(津波に暴かれた人災;東電・メディアに隠された真実;放射能との長期戦);第2部 原発震災、ここで阻止せよ(巨大地震の激動期に入った日本;「浜岡原発」破局の恐怖;活断層におびえる「原発列島」);完全崩壊した日本の原子力政策
広瀬 隆 (ヒロセ タカシ)
1943年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手メーカーの技術者を経て執筆活動に入る。『東京に原発を!』『危険な話』『原子炉時限爆弾』などで原子力の危険を訴えるとともに、一貫して反原発の論陣を展開してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)