|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
アダム・スミス=既得権、マルクス=金融危機、ケインズ=大不況、フリードマン=財政危機…日本経済の難題に鋭く斬り込む、目からウロコの池田式新解釈。
■おすすめコメント
真に偉大な古典は、時代を超えた経済の本質を明らかにする! 本書は単なる経済古典のブックガイドではない。エコノミストであり、「経済書読み」のプロである著者が、独自の視点から日本経済再生への指針を読み解いたものである。おそらく読者は、これまで抱いていた名著のイメージを覆されるに違いない。まさに目からウロコの池田式新解釈といえよう。2世紀以上も前に、スミスが既得権益を批判している(『国富論』)。半世紀も前に、フリードマンが政府のやるべきこと・やってはいけないことを提案している(『資本主義と自由』)。これらはいずれも、現代日本の経済問題に通じることである。歴史的な転換期を迎えている今こそ、時を超えた、現代に役立つメッセージを受け取ってほしい。スミス、マルクス、ナイト、ケインズ、ハイエク、フリードマンの名著を収録。
第1講 既得権を考える―『国富論』;第2講 金融危機を考える―『資本論』;第3講 イノベーションを考える―『リスク・不確実性・利潤』;第4講 大不況を考える―『雇用、利子および貨幣の一般理論』;第5講 自由主義を考える―『個人主義と経済秩序』;第6講 財政危機を考える―『資本主義と自由』
池田 信夫 (イケダ ノブオ)
1953年京都府生まれ。1978年東京大学経済学部を卒業後、NHKに入社。報道番組の制作に携わり、1993年に退社。1997年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程を中退し、同年国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)助教授。2000年GLOCOM教授、2001年経済産業研究所上席研究員を経て、現在は株式会社アゴラブックス代表取締役、上武大学経営情報学部教授。学術博士(慶應義塾大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)