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ノーベル経済学賞受賞者にして、行動経済学の創始者が、自らの研究を初めて語る。予備知識なしでもわかる、行動経済学入門の決定版。
第1章 ノーベル賞記念講演限定合理性の地図(知覚が、直接利用できる特徴と、直接利用できない特徴がある;直感は高度なことをするが、系統だったバイアスやエラーも犯す ほか);第2章 自伝(幼少期;青春時代 ほか);第3章 効用最大化と経験効用(現在の感情状態の影響;選択状況の影響 ほか);第4章 主観的な満足の測定に関する進展(主観的経験の測定原理と、実験室での測定;生活上の満足と幸せについての調査 ほか)
カーネマン,ダニエル (カーネマン,ダニエル) Kahneman,Daniel
心理学者。プリストン大学名誉教授。2002年ノーベル経済学賞受賞(心理学的研究から得られた洞察を経済学に統合した功績による)。1934年、テル・アビブ(現イスラエル)に生まれ、フランスで育つ。1948年、英国委任統治領パレスチナ(現イスラエル)へ移住。ヘブライ大学で学ぶ。専攻は心理学、副専攻は数学。イスラエル軍での兵役を務めたのち、米国へ留学。カリフォルニア大学バークレー校で博士号(心理学)取得。その後、人間が不確実な状況下で下す判断・意思決定に関する研究を行い、その研究が行動経済学の誕生とノーベル賞受賞につながる
友野 典男 (トモノ ノリオ)
1954年埼玉県生まれ。早稲田大学商業学部卒業、同大学院経済学研究科博士後期課程退学。明治大学短期大学教授を経て、2004年より明治大学情報コミュニケーション学部教授。専攻は行動経済学、ミクロ経済学
山内 あゆ子 (ヤマウチ アユコ)
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒、シカゴ大学大学院人文学科修士課程修了。法政大学、日米会話学院他で講師も務める。戯曲「エドマンド」の翻訳で第13回湯浅芳子賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)