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日本潰し、骨抜き、改悪、再出発―。銀行経営の死命を制する国際金融ルールをめぐる攻防戦の真実。日本は規制の真実を理解していない。
序章 知られざる敗戦の舞台裏;第1章 ヘルシュタット銀行破綻の遺産―バーゼル委員会誕生;第2章 日本潰しの陰謀?―BIS規制導入;第3章 市場の猛威への備え―バーゼル1改定;第4章 改正の名を借りた改悪―バーゼル2導入;第5章 危機懺悔の出直し―バーゼル3導入;第6章 終わらない資本規制強化―SIFIsに上乗せ;第7章 バーゼル敗戦の真相―資本に向き合えなかった日本;終章 新しい金融の姿 バーゼル3とSIFIsの世界
太田 康夫 (オオタ ヤスオ)
1982年東京大学卒業。同年日本経済新聞社入社。外報部、前橋支局、金融部を経て、1990年チューリッヒ(スイス)支局駐在。1994年東京本社経済部。1996年同次長。2003年編集委員を兼務。現在、日本経済新聞社経済金融部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)