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格差社会なんて、当たり前。鬱と不況の時代に打ち勝つ最も簡単な処方箋。
おすすめコメント
現代の格差社会と世相がわかる日本で格差が小さかったのは昭和20~30年代の特殊な一時期しかない。「格差無き楽園」とはそもそも妄想なのでは?大風呂敷を広げる前に自分の生活環境を逞しく生き抜くための思考と実践法を提案する異色エッセイ。
序章 もう他人のせいにするのはやめよう
第1章 「いい人」を目指したら自滅する(外注化にも限度というものがある;誰もがウツになってしまう時代 ほか)
第2章 みなと同じことをやっても価値はない(新入社員の一律初任給は戦時体制の名残だ;みなと同じことをやっても価値はない ほか)
第3章 じゃあ、お前がやってみろよ(人生を能天気に楽しめたらいいのに;日本資本主義最大の危機がやって来る ほか)
第4章 格差社会を生き抜くサバイバル子育て術(まずは世論の混乱を正す;では、どうやって? ほか)
終章 激変時代に読みたい一〇冊の新書(長嶋修『住宅購入学入門 いま、何を買わないか』講談社+α新書;岩間夏樹『新卒ゼロ社会』角川oneテーマ21 ほか)
日垣 隆 (ヒガキ タカシ)
作家、ジャーナリスト。1958年長野県生まれ。東北大学法学部卒業。書店員、トラック配送員、TVレポーター、編集者など数々の職を経て、87年から執筆活動に入る。「『買ってはいけない』はインチキ本だ」で文藝春秋読者賞(『それは違う!』に所収)、「辛口評論家の正体」で編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・作品賞(『偽善系』に所収)、『そして殺人者は野に放たれる』で新潮ドキュメント賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)