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原始共同体、古代日本、ヘレニズムとヘブライズム、近代社会―文化と社会の形態によって異なる時間の感覚と観念を比較検討し、近代的自我に特有の時間意識がどのように形成されたかを、自然と人間、共同体と都市、市場と貨幣等々の関係のなかで解明する。近代世界の自己解放の運動の一環を担う比較社会学の深い洞察に満ちた労作。
序章 時間意識と社会構造
第1章 原始共同体の時間意識
第2章 古代日本の時間意識
第3章 時間意識の四つの形態
第4章 近代社会の時間意識―(1)時間への疎外
第5章 近代社会の時間意識―(2)時間の物象化
結章 ニヒリズムからの解放
真木 悠介 (マキ ユウスケ)
1937年東京都生まれ。東京大学名誉教授、共立女子大学教授。現代社会論、比較社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)