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著者ハーバマスは大著『コミュニケーション的行為の理論』によって、哲学と社会科学一般に多大な思想的影響を及ぼしたが、生活世界の植民地化からの解放を求めて理論構築に苦闘するなかで赴いた軍のシーンは、倫理と道徳にかかわる意識・認識の問題であった。ガーダマー、アーペル、コールバーグとの思想的対決を試みる刺激的考察。
第1章 哲学者になにができるか
第2章 再構成的社会学と理解社会学(言語使用の二つの様態;解釈について、また理解の客観性について ほか)
第3章 ディスクルス倫理学―根拠づけプログラムのノート(予備的考察;論議規則としての普遍化原則 ほか)
第4章 道徳意識とコミュニケーション行為(コールバーグの理論における哲学的根本前提;了解志向的行為のパースペクティヴ構造によせて ほか)