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自らの理念を現実化すべく国策関与を深める蝋山政道、三木清、笠信太郎ら当代随一の知識人たち。はたして1930年代は「暗い谷間」だったのか?戦後思想を規定した丸山眞男の誤謬を撃ち、昭和戦前期のイメージを根源から塗り替える。
[出版社商品紹介]
学問が政治に関わりすぎたゆえに、戦後歴史学があえて目をそむけてきた、当時の熱狂的かつ知的・政治的躍動を丹念に描く。
第1章 戦前日本の政治と知識人
第2章 社会改革に向けて
第3章 危機意識
第4章 国家への回帰
第5章 ファシズムとナショナリズムに向き合って
第6章 昭和研究会創立のころ
第7章 新体制の構想
第8章 政治的動員
第9章 知識人・ファシズム・権力志向
フレッチャー,マイルズ (フレッチャー,マイルズ) Fletcher,3,William Miles
1946年生まれ。1968年にアムハースト・カレッジ卒業後、イェール大学で修士号・博士号を取得。ノースカロライナ大学助手、准教授などを経て、1990年より同大学歴史学部教授。専門は、近代日本政治史・経済史
竹内 洋 (タケウチ ヨウ)
1942年新潟県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。教育学博士(京都大学)。京都大学大学院教授等を経て、関西大学人間健康学部教授。京都大学名誉教授。専攻は歴史社会学、教育社会学。著書に『日本のメリトクラシー―構造と心性』(東京大学出版会、1995年、第39回日経・経済図書文化賞受賞)など
井上 義和 (イノウエ ヨシカズ)
1973年長野県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程退学。京都大学大学院教育学研究科助手、関西国際大学メディアセンター講師を経て、関西国際大学人間科学部准教授。専攻は教育社会学・学生文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)