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直心影流の達人、坂崎磐音。藩内騒動がもとで自藩を離れ、江戸深川六間堀で浪々の日々を送る。ある日、磐音はふとした縁で両替商の用心棒を引き受けるが、幕府の屋台骨を揺るがす大陰謀に巻き込まれてしまう。些事にこだわらず春風のように穏やかな磐音が颯爽と悪を斬る。
■おすすめコメント
九州・豊後関前藩で将来を嘱望された身でありながら、とある惨劇に巻き込まれて藩を離れ、江戸の市井で暮らすことになった「居眠り剣」の達人・坂崎磐音が請け負う用心棒家業を描いた物語。 穏やかな受け流しで敵を惑わす剣法と同様、誰に対しても優しく気を配り物腰柔らかに接する磐音は、いわば「癒し系」のキャラクター。 そんな主人公が活躍する平成の大ベストセラーシリーズです。
著者渾身の痛快時代小説第一弾。
佐伯 泰英 (サエキ ヤスヒデ)
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を発表。時代小説の旗手として高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)