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本書は、教育は大切だと考え、お金の面や学問的な面で子供に有利なスタートを切らせたいと思っている親、そして、その実現のために積極的に関わっていきたいと思っている親にむけて書かれた本だ。情報時代には、これまでのどんな時代よりもいい教育が必要とされる。だが、今の教育システムでは、子供に必要な情報のすべてが与えられているとは言えない。この本は、そのギャップを埋めることを目的とし、金持ち父さんがロバート・キヨサキに与えたのと同じ、お金に関する知識―実践的で、やる気を起こさせてくれるような知識―を親が子供に与える手助けをする。また、私たち読者が存在すら知らなかった「扉」を開けて、子供たちがこれから一生使うことのできる技能や知識を、親から子へと伝えられるようにしてくれる。
銀行があなたに「成績表を見せろ」と言わない理由;第1部 お金は一つの考え方に過ぎない(生まれた時はだれでもリッチ・キッド、スマート・キッド;あなたの子供は天才か? ほか);第2部 大事なのはファイナンシャル教育(銀行は「成績表を見せろ」とは言わない;子供は遊びながら学習する ほか);第3部 子供の才能を見つける(子供が持って生まれた才能を見つける方法;成功とは自分自身でいられる自由を持つこと);おわりに この世で一番大切な仕事;シャロン・レクターからのアドバイス(小遣いを与えるか、与えないか?;子供と一緒に「マネー・エクササイズ」)
キヨサキ,ロバート (キヨサキ,ロバート) Kiyosaki,Robert T.
日系四世。ハイスクール卒業後、ニューヨークの大学へ進学。大学卒業後は海兵隊に入隊し、士官、ヘリコプターパイロットとしてベトナムに出征した。ベトナムより帰還後、ゼロックス社に勤務。1977年にナイロンとベルクロを使ったサーファー用財布を考案、会社を起こした。この製品は全世界で驚異的な売上を記録し、ニューズウィークをはじめ多くの雑誌が、ロバートとこの商品をとりあげた。さらに1985年には、世界中でビジネスと投資を教える教育会社を起こした。1994年、自分の起こしたビジネスを売却。四十七歳でビジネス界から引退したが、『金持ち父さん貧乏父さん』を書き上げた。ロバートはまた、金持ち父さんが何年もかけて自分に教えてくれたファイナンシャル戦略、自分が四十七歳で引退するのを可能にしてくれた戦略をみんなに教えるために、ボードゲームの『キャッシュフロー』を開発した
レクター,シャロン (レクター,シャロン) Lechter,Sharon L.
妻であり三児の母であると同時に、公認会計士、会社のCEOでもある。教育に関心が深く、多くの力を注いでいる。フロリダ州立大学で会計学を専攻し、当時全米トップ・エイトに入る会計事務所に入所。その後もコンピュータ会社のCEO、全国規模の保険会社の税務ディレクターなどへと転職し、ウィスコンシン州で初の女性雑誌の創刊にもかかわる一方、公認会計士としての仕事を続けてきた。三人の子供を育てるうち、教育に興味を持った。テレビで育った子供たちは、読書に興味を持たない。学校の教育ではこのような現状を打破できないと強く感じるようになった。そこで、世界初の「しゃべる本」の開発に参加したが、このプロジェクトは現在巨大産業へと成長した電子ブックの先駆けとなった。「金持ち父さん」シリーズの共著者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)