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鉄道省の一官吏でありながら、“国鉄抜本改革”を目指した男。旧国鉄に数多くの「種」を蒔き、片岡賞の名を残して国鉄を去った男の見果てぬ夢…。
[出版社商品紹介]
巨大な公共事業体・国鉄はなぜ失敗したのか。失敗を予見した一官僚は何を考えていたのか。交通体系に通暁した男の挑戦と挫折。
第1章 鉄道省入省まで
第2章 関東大震災
第3章 温泉協会と鉄道弘済会
第4章 「商事的精神」の提唱
第5章 小運送改革
第6章 華北交通と観光事業
第7章 営団地下鉄と新聞創刊
第8章 「日本国有鉄道」の創立
第9章 国鉄抜本改革への苦闘
高坂 盛彦 (コウサカ モリヒコ)
1937(昭和12)年東京出身。60年東京大学法学部卒業後、日本国有鉄道勤務。87年退職。関係会社勤務を経て、97年東京大学法学部に学士入学。近代日本政治思想史、鉄道史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)