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社会学の巨匠、マックス・ウェーバーによる最も有名な論文『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を正しく読むために必要な、基礎知識をコンパクトに整理したテキスト。論文の内容についてはもとより、書かれた動機や時代背景、ウェーバーに影響を与えた思想家などを丁寧に解説。いつか読みたいと思いながらも近づきがたかった名作を、初心者でも理解できるように導いてくれる一冊。
第1章 資本主義という問題―マルクス『資本論』
第2章 近代資本主義の起源―ゾンバルトとウェーバー
第3章 「資本主義の精神」という問題―「倫理」原論文第一章
第4章 「資本主義の精神」と禁欲的プロテスタンティズム―「倫理」原論文第二章
第5章 「資本主義の精神」と「鉄の檻」―ニーチェの影
第6章 ユダヤ教とプロテスタンティズム―「倫理」論文から『古代ユダヤ教』へ
第7章 原始キリスト教と「再洗礼派」―「倫理」論文のもう一つの主題
第8章 プロテスタンティズムとイギリス革命―ヨーロッパ近代史の再検討
牧野 雅彦 (マキノ マサヒコ)
1955年横須賀市生まれ。京都大学法学部卒業。名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位取得。現在、広島大学大学院社会科学研究科教授。専攻は政治学、政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)