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地球と文明を見わたし、時代を見とおした先覚者の知的生産力はどのようにして生まれたのか。厖大な著作のなかから、あらたな発想を導く大胆で洞察力にみちたことばを精選して解説する。
1 知の獲得―ひらめきをのがさないために
2 知の整理―ひらめきをあとから引き出せるように
3 知の利用―ひらめきをそだてるために
4 文明のかたち―世界を理解する方法
5 家庭のすがた―女性のこれから
6 情報のちから―情報産業論ことはじめ
7 日本のゆくえ―わたしたちの立ち位置を確認する
8 京都のみかた―特別の場所には特別の知恵がある
9 国際交流のツボ―なしくずしの戦争のための戦略
10 文化開発のツボ―心の足しのために
梅棹 忠夫 (ウメサオ タダオ)
1920年、京都市生まれ。1954年「アマチュア思想家宣言」で、カメラのように思想を使いこなそうと提案する。1957年「文明の生態史観序説」で、文明の複線的な展開という考え方をしめす。1959年「妻無用論」で社会進出するよう女たちを鼓舞する。1963年「情報産業論」で、ポスト近代のゆくえを提示する。1969年『知的生産の技術』で、市民のための情報生産活動を指南する。1977年、初代館長として国立民族学博物館をひらく。2010年、逝去
小長谷 有紀 (コナガヤ ユキ)
1957年生まれ。国立民族学博物館教授。ユーラシア遊牧社会を研究。主として、モンゴルにおける牧畜の技術と儀礼について調査をおこなった。2011年、国立民族学博物館で開催される「ウメサオタダオ展」の実行委員長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)