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否定的なイメージの「挫折」だが、それを経験した人間だけが、ビジネスで最も必要な「打たれ強さ」を手に入れられる。そして、何より、「己を知る」ことができ、それこそが成長への近道となるのだ。本書でいう「挫折力」とは、この「挫折を愛し、乗り越え、活かしていく力」なのである。数々の企業を再生させたプロフェッショナルによる、不安定な時代を愉快に生き抜くための希望の書。
第1章 挫折こそが成長への近道(人をもっとも成長させるのは「挫折」である;青年よ、荒野をめざせ ほか)
第2章 挫折に打ち勝つ力(1) ストレス耐性を高め、挫折と折り合う技(「禍福は糾える縄の如し」が教える人生の知恵とは?;世の中のいわゆる「成功哲学」の欺瞞について ほか)
第3章 挫折に打ち勝つ力(2) 人間関係の泥沼を楽しみ、糧にする技(負け組の組織で展開される人間ドラマ;人生いろいろ、カイシャもいろいろ ほか)
第4章 挫折に打ち勝つ力(3) 捨てる覚悟を持つための技(へたな延命措置は、むしろ会社の寿命を縮める;本当の危機になる前に動け ほか)
第5章 挫折に打ち勝つ力(4) リアルな「権力」を使いこなす技(リアルな経営現場で展開される権力の現実とは?;会社の失敗はいつもトップマネジメントから ほか)
冨山 和彦 (トヤマ カズヒコ)
1960年生まれ。経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役社長を経て、2003年、産業再生機構設立時に参画しCOOに就任。解散後、IGPIを設立、数多くの企業の経営改革や成長支援に携わり、現在に至る。オムロン社外取締役、ぴあ社外取締役、朝日新聞社社外監査役、財務省「財政投融資に関する基本問題検討会」委員、文部科学省科学技術・学術審議会基本計画特別委員会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)