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二一歳の俊英による衝撃のデビュー作「ソルジェニーツィン試論」、論壇への決別宣言「棲み分ける批評」、ポストモダン社会の実像と来たるべき世界を語る「郵便的不安たち」をはじめ、東浩紀が九〇年代に生み落とした主要な仕事を収録。現代思想、批評、サブカルチャーを郵便的に横断する闘いは、ここから始まった。
1 状況論(棲み分ける批評;ポストモダン再考―棲み分ける批評2 ほか)
2 批評・エッセイ(ソルジェニーツィン試論―確率の手触り;写生文的認識と恋愛 ほか)
3 サブカルチャー(庵野秀明はいかにして八〇年代日本アニメを終わらせたか;アニメ的なもの、アニメ的でないもの ほか)
4 発言(存在論的、広告的;新しい若者のモデル―宮台真司との対話)
特別インタビュー 九〇年代を振りかえる―あとがきにかえて1
東 浩紀 (アズマ ヒロキ)
1971年東京生まれ。批評家、作家。哲学研究『存在論的、郵便的』でサントリー学芸賞を、小説『クォンタム・ファミリーズ』で三島由紀夫賞を受賞。2010年、合同会社コンテクチュアズを設立し『思想地図β』の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)