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日本SF界を代表する作家から、ミステリ系、ホラー系、幻想系、ライトノベル系までが入り乱れた、前代未聞の書き下ろしSFアンソロジー。
おすすめコメント
日本SF界の巨匠・神林長平の最新作から、東浩紀の三島賞受賞第1作、宮部みゆき渾身の問題作まで、ジャンルを超えた豪華メンバー12人の書き下ろし作品が集った夢の饗宴。好評アンソロジー第2弾。 完全新作で贈る、12人の夢の饗宴! 空前絶後の書き下ろしSFアンソロジー誕生。「好きな作家に原稿を頼み、届いた新作を読者第一号として読む――『NOVA』の責任編集は、地上で最も楽しい仕事かもしれない。今回は、ちょっとありえないような本ができたんじゃないかと自分でもドキドキしている。これだけのメンバーの新作が一度に揃うのはたぶん空前絶後。ぜひ、歴史の証人になって下さい」――大森望 収録先品(全12編)●神林長平「かくも無数の悲鳴」 場末の星の酒場にて、人類の希望はおれに託された。日本SF界の巨匠が世界の扉を開く●小路幸也「レンズマンの子供」 信じられないよ。目が覚めたら、世界は一変してたんだ ●法月綸太郎「バベルの牢獄」 甘いバニラの匂いは、紙の本の記憶。前代未聞の脱獄小説、誕生 ●倉田タカシ「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」 世界と地図と連続と不連続と僕。できるだけゆっくりお読み下さい ●恩田陸「東京の日記」 都電。キャタピラー。伝書鳩の群れ。桜。とりどりの和菓子。私の見た東京 ●田辺青蛙「てのひら宇宙譚」 間借りに来た宇宙人、人面瘡のお見合い……奇妙奇天烈!超短編劇場 ●曽根圭介「衝突」 国際移民プロジェクトは各地で進行中だが、貧乏くじを引くのはいつも私だ ●東浩紀「クリュセの魚」 火星のあの夏、十一歳のぼくは、十六歳の麻理沙に恋をした ――三島由紀夫賞受賞第一作 ●新城カズマ「マトリカレント」 いずれ貴女もまた耳にするはず、深海の響きを。るぶぶぶぶるうううううんんん ●津原泰水「五色の舟」 一夜の幻を売る異形の家族に、怪物“くだん”が見せた未来 ●宮部みゆき「聖痕」 「少年Aは人間を超えた存在になる」そう信じる人々がいた。怒濤の展開、驚愕の問題作 ●西崎憲「行列(プロセッション)」 そして絢爛なるものたちが空を渉り、すべては静かに終わる
データなし
大森 望 (オオモリ ノゾミ)
1961年、高知県高知市生まれ。京都大学文学部文学研究科卒。翻訳家、書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)