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情報環境・消費環境の変化により、個人はそれぞれの「心地よい」島宇宙に自閉し、社会は分断されてしまった。「大きな物語」が機能不全に陥ったこの時代、私たちの想像力は、はたしてどのような未来を描くのか。村上春樹から政権交代、折口信夫からエヴァまで、さまざまな領域を横断しながら、ときに「未成熟」と批判される日本的想像力のありかたを徹底的に吟味することで、未来を切り開くハイブリッドな知の可能性を探る。
日本的想像力と成熟―中沢新一インタビュー
「構成」の想像力
アート不在の国のスーパーフラット―村上隆インタビュー
新しい「風景」の誕生;ラメラスケイプ、あるいは「身体」の消失
座談会 物語とアニメーションの未来
創作 イッツ・オンリー・ア・ビッチ
創作 エスパーニャの神
座談会 村上春樹とミニマリズムの時代
ポスト・ゼロ年代の想像力〔ほか〕
東 浩紀 (アズマ ヒロキ)
1971年生。批評家。東京工業大学世界文明センター特任教授
北田 暁大 (キタダ アキヒロ)
1971年生。東京大学大学院情報学環准教授。専攻は社会学、メディア史
宇野 常寛 (ウノ ツネヒロ)
1978年生。批評家。企画ユニット「第二次惑星開発委員会」主宰。批評誌『PLANETS』編集長。戦後文学からコミュニケーション論まで、幅広い評論活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)