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1 渋谷から都市を考える(東京の東西差;東京のサブカルチャー的多様性 ほか)
2 青葉台から郊外を考える(青葉台はいつ誕生したのか;駅前風景の変遷 ほか)
3 足立区から格差を考える(記号的空間と動物的空間;なぜ、ガーデンプレイスは「ジャスコ的」に見えるのか ほか)
4 池袋から個性を考える(池袋と西武;北京の都市再開発 ほか)
5 東京からネイションを考える(都市を覆う人間工学的デザイン;ネイション形成の身体的動機 ほか)
ともに一九七一年に生まれ、東京の郊外に育ち、同時期に現代思想の洗礼を受けた気鋭の論客二人の眼に、ポストモダン都市・東京の現在は、どのように映ったか。シミュラークルの街・渋谷の変貌、郊外のセキュリティ化、下北沢や秋葉原の再開発に象徴される街の個性の喪失、足立区の就学支援、東京の東西格差、そして、ビッグ・シティを侵食する新たなナショナリズム…これらの考察を経て、リベラリズムの限界と可能性を論じる。東京の光景を素材に、現代社会の諸問題を徹底討論。
東 浩紀 (アズマ ヒロキ)
1971年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専攻は哲学および表象文化論。現在は東京工業大学世界文明センター特任教授。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞受賞)など
北田 暁大 (キタダ アキヒロ)
1971年神奈川県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程退学後、東京大学助手、筑波大講師などを経て、東京大学大学院情報学環助教授。博士(社会情報学)。専攻は理論社会学、メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)