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経済学との出会い、社会学者・小室直樹の「システム論」、そして業績―その膨大な著作、研究、思想を、東京工業大学教授・橋爪大三郎、評論家・副島隆彦が時系列に沿って解説する。
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2010年9月4日に惜しくも亡くなった稀代の学者・小室直樹。その学問的な業績と百学を駆使する「小室学」の真髄に迫る一冊 ―― 『現代の預言者 小室直樹の学問と思想 ~ソ連崩壊はかく導かれた~』(1992年、弓立社刊)を完全復刻。経済学との出会い、社会学者・小室直樹の「システム論」、膨大な著作、研究、思想を、小室ゼミの門下生である東京工業大学教授の橋爪大三郎、評論家・副島隆彦が時系列に沿って対談形式でわかりやすく解説。復刊にあたって、橋爪、副島両氏による「追悼対談」、「略年譜・主要文献一覧」を収録。
対談 橋爪大三郎・副島隆彦「小室直樹が我々に遺した思想と意志」
復刻 現代の預言者小室直樹の学問と思想―ソ連崩壊はかく導かれた
橋爪 大三郎 (ハシズメ ダイサブロウ)
1948年神奈川県生まれ。社会学者。東京工業大学教授。同大学世界文明センター副センター長を兼務。東京大学文学部社会学科卒業。同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。執筆活動を続けるかたわら、言語研究会、小室ゼミナール等に参加。言語を社会現象の根幹に位置づける言語派社会学の構想を展開
副島 隆彦 (ソエジマ タカヒコ)
1953年福岡県生まれ。評論家。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論など多くの分野で、画期的な研究と評論を展開。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本初の民間人国家戦略家として研究、執筆、講演活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)