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コーポレート・ファイナンスをビジネスで実践するための知識を、初心者にも理解できるよう基本から平易に解説した、実務家のためのテキスト。
第1部 コーポレート・ファイナンスの基礎理論(コーポレート・ファイナンスへの誘い;キャッシュ・フローと現在価値の計算;リスク・リターンと資本コスト)
第2部 コーポレート・ファイナンスの応用・実践(企業価値をどのように測定するのか;企業の資本支出予算をどう採択すべきか;企業の最適な株主還元のあり方を求めて)
第3部 投資家とのコミュニケーション(投資家の視点と議決権行使の実際;企業と投資家の対話―効果の高いIR活動とは)
木村 祐基 (キムラ ユウキ)
1973年一橋大学商学部卒業。野村総合研究所入社。第四企業調査室長、野村総研香港社長、エマージング企業調査部長を経て、1996年野村投資信託委託(現野村アセットマネジメント)に移籍。企業調査部長、参事コーポレートガバナンス担当などを歴任。2008年1月から2010年8月まで企業年金連合会年金運用部コーポレートガバナンス担当部長。現在、官公庁勤務。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)
柳 良平 (ヤナギ リョウヘイ)
1985年早稲田大学商学部卒業。1989年米国サンダーバードビジネススクール修了(MBA)。都市銀行支店長、大手メーカー財務部長、外資系投資銀行エクゼクティブディレクター、シニアIRコンサルタント等を経て、現在、エーザイ執行役員(理事)IR部長。早稲田大学大学院商学研究科・会計研究科非常勤講師を兼務。また、米国管理会計士協会日本支部常任理事、東京証券取引所上場制度整備懇談会ディスクロージャー部会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)