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最先端のツールや新しい方法を仕事に導入するのは、より鮮やかに、よりスピーディに仕事をこなすことが目的だ。このことを著者は繰り返し強調する。そして、より手際よく、より効率的に仕事を処理できたと実感するために、心理学的・脳科学的な知見が役に立つという。たとえば、脳のストレスを減らすには、どんなことが必要か?先延ばしにしがちな仕事に取り組むモチベーションは、どのようにして高めたらよいのか?頭が混乱しないように時間管理するには、どうしたらよいのか?挫折しない計画の立て方はあるのか?スムーズに利用できるツールのデザインとはどのようなものか?などのテーマに対し、脳科学と心理学の視点に立って、最新のITツールやライフハックスの有効性を検証する。それによって読者が、各人の最適なツールや方法を獲得できる選択基準を提案している。
第1章 認知リソースを解放する;第2章 時間管理でやる気を管理する;第3章 情報整理とアフォーダンス;第4章 「アーカイブ」へ取り組むために;第5章 心理ハック;第6章 近未来ライフハックス
佐々木 正悟 (ササキ ショウゴ)
心理学ジャーナリスト。1973年、旭川市生まれ。獨協大学英語科を卒業後、ドコモ・サービスに入社。2001年に退社して、米国に留学。2004年、カンザス・シティのアヴィラ大学心理学科を卒業。同年、ネバダ州立大学リノ校実験心理学科・博士課程に籍を移す。脳科学および心理学に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)