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グローバルなメディア社会における知識人の責任や新聞の役割とは?経済危機と文化衝突に苦しむヨーロッパを見据えながら国境を越える熟議の民主主義理論を構想する。
[出版社商品紹介]
国境を越える熟慮の民主主義の理論を構想。加えてデリダやローティ、ドゥウォーキンらの知的肖像を描く。
第1部 ポートレート(ドイツ連邦共和国草創期のヘルマン・ヘラー―ヴォルフガング・アーベントロート生誕百年を記念して;リチャード・ローティ―デフレ化のショックに魅せられて;「アメリカを、そしてそのたくましいデモクラシーを定義する」―リチャード・ローティを偲んで;凛理的問題にどう答えるべきか―デリダと宗教;一線を画したデリダへ―最後の挨拶;ロナルド・ドゥウォーキン―法学者サークルの孤高の人);第2部 ああ、ヨーロッパよ(知識人の役割とヨーロッパ―重要性を感じ取るアヴァンギャルド的感覚;「ポスト世俗化」社会の意味するところ;行き詰まったヨーロッパ統合―段差をつけた統合に向けて);第3部 公共圏における理性のあり方(メディア、マーケット、消費者―しっかりした新聞は政治的公共圏の背景である;民主主義と認識―経験的研究と規範理論;われわれにはヨーロッパが必要だ―新たな頑迷。共通の未来はどうでもよくなってしまったのか?)
三島 憲一 (ミシマ ケンイチ)
東京経済大学教授。ドイツ思想
鈴木 直 (スズキ タダシ)
東京経済大学教授。ドイツ思想
大貫 敦子 (オオヌキ アツコ)
学習院大学教授。ドイツ文学・文化理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)