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ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ネロ―帝政を構築したアウグストゥスの後に続いた四人の皇帝は、人々の痛罵を浴び、タキトゥスら古代の史家からも手厳しく批判された。しかしながら帝政は揺るがず、むしろその機能を高めていったのはなぜか。四皇帝の陰ばかりでなく光も、罪のみならず功も、余すところなく描いて新視点を示した意欲作。ローマ史を彩る悪女・傑女も続々登場。
第1部 ティベリウス(在位、紀元一四年九月十七日―三七年三月十六日)(カプリ島;皇帝即位;軍団蜂起 ほか);第2部 カリグラ―本名ガイウス・カエサル(在位、紀元三七年三月十八日―四一年一月二十四日)(若き新皇帝;生立ち;治世のスタート ほか);第3部 クラウディウス(在位、紀元四一年一月二十四日―五四年十月十三日)(予期せぬ皇位;歴史家皇帝;治世のスタート ほか);第4部 ネロ(在位、紀元五四年十月十三日―六八年六月九日)(ティーンエイジャーの皇帝;強国パルティア;コルブロ起用 ほか)
データなし