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異分子を「抹殺」する検察、メディア、日本というシステム。「反小沢キャンペーン」の騒乱に、この国を支配する「非公式権力」を今こそ見抜け―。日本取材30年のオランダ人ジャーナリストが斬る。
プロローグ 歴史の岐路に立つ日本;第1章 「人物破壊」にさらされる小沢一郎;第2章 霞が関というシステムの起源;第3章 日本型スキャンダルの残酷と混沌;第4章 “政治的現実”と日本のメディア;第5章 戦後日米関係という病理;終章 国家主権、オザワ、システムの欺瞞
ウォルフレン,カレル・ヴァン (ウォルフレン,カレルヴァン) Wolferen,Karel van
アムステルダム大学教授、ジャーナリスト。1941年、オランダ・ロッテルダム生まれ。30年以上にわたって日本の権力構造をめぐる取材・分析をおこない、日本と欧州を行き来しながら先鋭的な批評活動を展開してきた。72年よりオランダ「NRCハンデルスブラツド」紙の東アジア特派員、82年より日本外国特派員協会会長を務め、「フォーリン・アフェアーズ」「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」などに寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)