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夢は大きく、目標は手が届くところに―。打撃投手としてオリックス時代のイチロー選手と身近に接し、田中将大投手を育てた著者が、みんなに伝えたいこと。
かつてイチロー選手とともに戦い、少年野球の指導者として楽天マー君を育てた著者が語る、プロとは、強い個人とは、チーム力とは。
1章 若きイチローから学んだブレない心(イチローとの出会い;イチローの目的設定&目標設定術 ほか);2章 「イチローの恋人」から少年野球指導者へ(裏方だったからこそ見えたことがある;イチローから学んだことを若い世代へ);3章 「考える力」「やり抜く力」を育てる指導論(「高い意識」と「自分で考える力」をつける;ピンチに動じない心を育てる ほか);4章 チームと個人を強くする指導者の条件(優れた指導者であるために;大人が力を合わせて、若い世代を育てていく)
奥村 幸治 (オクムラ コウジ)
1972年、兵庫県尼崎市生まれ。93年、オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に打撃投手として入団。94年、イチロー選手の専属打撃投手となり、日本プロ野球最多210安打達成に貢献。「イチローの恋人」としてマスコミで紹介され、話題に。95年に阪神タイガース、96年に西武ライオンズで打撃投手の後、自らユニフォームを脱ぎ、米国でメジャーリーグの野球を勉強。パーソナルトレーナーとしてプロ選手らを指導した。99年に中学硬式野球チーム「宝塚ボーイズ」を結成し、強豪チームに育て上げる。東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手は教え子。現在は同チームを応援するNPO法人ベースボールスピリッツ理事長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)