|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
ブログの誕生は、インターネットの歴史におけるもっとも重要なできごとのひとつだった。ブログとはただ読むだけでなく、だれもが「書き手」になれる画期的なツールだったのだ。登場から10年、ブログの普及によって人々は様々な問題に直面した。―ネットに個人の生活をどこまでさらすべきか、仕事仲間と友人のラインをどこで引くか、情報の共有はどこまですべきか、ウェブとうまく付き合うには、etc…綿密な取材をもとにウェブのもつ真の可能性をあざやかに描き出す。
第1部 パイオニア
(すべてをさらけ出す;個人の声をそのまま発信;リンクで人物がわかる)
第2部 拡大
(ブロガー・カタパルト;政治系ブログの台頭;ブログで稼ぐ;爆発的に拡大するブロゴスフィア;リアルであることの危険)
第3部 ブログがもたらしたもの
(ジャーナリスト対ブロガー;誰もがブログを持つ世界;未来につながるかけら)
ローゼンバーグ,スコット (ローゼンバーグ,スコット) Rosenberg,Scott
オンラインマガジン、Salon.comの共同創設者であり、技術欄の編集者・編集長を歴任した。Salon創設前は、演劇・映画・技術についての評論をサンフランシスコ・エグザミナー紙に書き、ジョージ・ジーン・ネイサン賞を受けた実績を持つ。そのほか、ニューヨークタイムズ紙、ワイアード誌などさまざまな刊行物に寄稿している
井口 耕二 (イノクチ コウジ)
1959年生まれ。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。翻訳活動のかたわら、プロ翻訳者の情報交換サイト、翻訳フォーラムを友人と共同で主宰するなど多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)