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渋沢栄一 1 算盤篇

渋沢栄一 1 算盤篇

ISBN-13 978-4-16-373580-1
ISBN 4-16-373580-1
著者名 鹿島茂/著
出版社 文藝春秋
発行年月日 2011年1月
販売価格(税込) 2,160 円
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内容・コメント

豪農の家に生まれた渋沢栄一は、一橋(徳川)慶喜に仕え武士となり、慶喜の弟・徳川昭武とパリ万博への参加を命じられる。そしてパリの地で「資本主義のシステム」の本質を見抜く。幕府が崩壊したためやむなく帰国、不本意ながら仕えることになった新政府で、「円」の導入など金融政策に次々関与する。明治六年、本当の国力をつけるためには民間の力が必要だと考えた渋沢は、大蔵省を辞め、「民」を育成するための生涯を送ることになる。

[出版社商品紹介]
あらゆる日本の近代産業の創設にかかわりながらも、後半生を社会貢献に捧げた生涯。日本人に資本主義のあり方を問い直す1冊。(下)も発売。

目次

第1章 渋沢なくして日本の奇跡はなかった
(近代的資本主義へのジャンプ;武士にならなかった父 ほか)

第2章 パリで西洋文明の本質を見抜く
(「産業皇帝」ナポレオン三世の演説;フリュリ・エラールとの出会い ほか)

第3章 大蔵官僚として「円」を造る
(慶喜との再会;最初の「株式会社」商法会所 ほか)

第4章 日本の資本主義を興す
(「私」を結集せよ;三井入りを断る ほか)

著者のプロフィール

鹿島 茂 (カシマ シゲル)       
1949年神奈川県横浜市生れ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、明治大学国際日本学部教授。専門の十九世紀フランス文学に留まらず幅広い分野で執筆活動を行っている。『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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