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就職した邦銀に実家を破綻処理され、暗い執念を抱えた男・逢坂丹。留学先の米国で投資銀行に転職した逢坂は、ひたすら勝つことにこだわり、違法すれすれの手段も厭わない獰猛な“獅子”となって、バブル真っただ中の日本へ舞い戻った。官僚の接待漬け、小泉改革、リーマン・ショック―激動の日本経済を背景に、頂点を目指して闘いつづける男の光と陰を描き出す、著者真骨頂のリアルフィクション。
[出版社商品紹介]
電鉄系財閥崩壊。バブルの遺産を叩き売る経営者と、外資を率いて死せる巨人の肉をついばむ最強のファンドマネージャー。弱肉強食の生存闘争。
黒木 亮 (クロキ リョウ)
1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。銀行、証券会社、総合商社勤務を経て作家。2000年、国際協調融資を描いた『トップ・レフト』でデビュー。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)