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国際社会において期待される行動を十分にとることもできず、諸外国からは奇異の眼で見られている国、日本。権力をもつ者たちが力の均衡をはかりながらも究極的な責任主体はどこにも存在しない、というこの奇妙な社会のあり方を〈システム〉と名づけた著者は、膨大なデータをもとにその謎を大胆に解きほぐしてゆく。新たに今後の社会動向を展望した章を加筆しての文庫新版。
9章 リアリティの管理
10章 文化にかこつけた権力
11章 宗教としての〈システム〉
12章 支配する権利
13章 儀式とおどし
14章 支配力強化の一世紀
15章 不死鳥の国
16章 世界にあって世界に属さず